― 学生ビザでアルバイト可能なヨーロッパ英語圏 ―
アイルランドは、日本人にとって数少ない
「学生ビザでも合法的にアルバイトができる英語圏の国」です。
ワーキングホリデー対象国としても知られていますが、
実は 年齢制限のない「学生ビザ」でも就労が認められている点が、近年大きな注目を集めています。
本記事では、
- アイルランドで 働きながら語学留学 をしたい方
- ワーキングホリデーが使えない年齢層 の方
- 2026年以降の 最新ルールで留学を検討している方
に向けて、
アイルランド学生ビザの就労条件・アルバイト事情・注意点 を分かりやすく解説します。
1. アイルランドは学生ビザでも就労可能

アイルランドは、同じヨーロッパ英語圏である イギリスと大きく制度が異なります。
- イギリス:語学留学ビザでは就労不可
- アイルランド:条件を満たせば学生ビザでも就労可
この制度により、アイルランドでは
「学ぶ × 働く」両立型の留学 が現実的に可能です。
こんな方に特に人気
- 長期留学をしたいが、費用面が不安
- 英語環境で実務経験を積みたい
- 30代以降でも働きながら留学したい
2. 学生ビザで働くための必須条件【2026年最新】
アイルランドで 学生ビザ就労を合法的に行うためには、以下2点が必須 です。
① 政府認定の語学学校に在籍
アイルランド政府(QQI / ILEP)に認可された語学学校のみ対象。
② アカデミック・イヤー・プログラムを受講
25週間のフルタイム授業 + 8週間のホリデー
(合計33週間)
- フルタイム授業:週15時間以上
※この条件を満たさない短期留学・パートタイムコースでは就労不可。
3. アイルランド学生ビザの就労時間ルール

| 期間 | 就労可能時間 |
|---|---|
| 授業期間(25週間) | 週20時間まで |
| ホリデー期間 | 週40時間まで |
※ホリデー期間は原則 6月〜9月 / 12月中旬〜1月初旬 に設定されます。
4. アイルランドのアルバイト事情・収入目安(2026年)
最低賃金
アイルランドの最低賃金は年々引き上げられており、現在の最低賃金は13.5ユーロ(約2500円)です。
(※為替や法改正により変動あり)
1ヶ月間の収入目安(最低賃金想定)
授業期間
- 週20時間 × 4週間 = 月約80時間
- 月収目安:約20万円前後(円換算)
ホリデー期間
- 週40時間 × 4週間 = 月約160時間
- 月収目安:約40万円前後(円換算)
5. 生活費はアルバイトだけで足りる?
結論から言うと、
生活費の全額をアルバイトだけで賄うのは現実的ではありません。
月間生活費の目安
- 13万円〜20万円前後(都市・住居形態により差あり)
カバーしやすい費用
- 家賃(シェアハウス・ホームステイ費用)
事前準備が必要な費用
- 食費
- 交通費
- 交際費・雑費
👉 最低でも月3〜5万円 × 滞在期間分 の自己資金は準備推奨。
6. アイルランドで仕事を見つける際の注意点

求められるポイント
- 英語力(特に会話力)
- 日本・海外での就労経験
英語力・職歴が浅い場合は、
- 日本食レストラン
- アジア系ショップ
- ホテルのクリーニング
からのスタートになるケースが多いです。
仕事の探し方
- 友人・知人の紹介
- 学校掲示板
- 店舗への直接CV配布
- 求人サイト・SNS
- 語学学校のお仕事探しサポートの活用
※仕事探しは 運とタイミングの要素が大きい 点も理解が必要。
7. アイルランド学生ビザの延長・滞在可能期間

語学留学での最大滞在期間
最長2年間まで
それ以上の滞在は、
- 大学・大学院進学
- 専門学校
- 現地就職
など、別のビザカテゴリーへの切替が必要です。
※ビザ期限切れ後の現地延長は不可
→ 長期留学希望者は計画的な準備が必須
(18歳〜30歳の方は、就労、就学に制限のないワーキングホリデービザでの渡航がお勧め。)
8. こんな人にアイルランド学生ビザはおすすめ
- ワーホリ年齢を超えている
- 働きながら英語力を伸ばしたい
- ヨーロッパ英語圏で長期滞在したい
- 留学費用を少しでも抑えたい
- イギリスに行きたかったけど、予算、就労条件が合わない
アイルランド留学・学生ビザの無料相談
アフィニティでは、アイルランド留学専門のオンラインZoom無料相談(約60分) を実施しています。
- まだ検討段階
- 実現可能かどうかを相談したい
- 情報収集だけ
- 他国(イギリス・マルタ等)と比較したい
という方も歓迎です。
ご希望の方は、下記『お問い合わせフォーム』よりお気軽にお問い合わせください。

