【イギリス語学留学】観光ビザ(Standard Visitor Visa)+ETA(電子渡航認証)

目次

日本国籍の場合、事前のビザ申請は不要

日本国籍の方がイギリスに6か月以内の短期語学留学をする場合、渡航前に「スタンダード・ビジター・ビザ(Standard Visitor Visa)」を申請する必要はありません。
到着時に入国審査で滞在目的(語学留学)を伝え、必要に応じて関連書類を提示することで入国できます。

ETA(電子渡航認証)の導入について

2025年より、イギリスへの短期滞在者に対して「ETA(Electronic Travel Authorisation)」の取得が順次義務化されました。

  • 申請はオンラインで可能
  • 費用は £16(2025年4月以降)
  • 有効期間は 2年間、その間は複数回入国可能
  • 1回あたりの滞在は最長6か月まで

※観光・短期語学留学いずれの場合も対象となります。渡航前に必ずETAを取得しましょう。

ETAの申請方法はこちら

入国時に提示を求められる可能性がある書類

事前ビザ申請は不要でも、入国審査官から提示を求められることがあります。語学留学の場合は、以下の準備をしておくと安心です。

  • 語学学校からの入学許可証(Letter of Acceptance)
  • 帰国便の航空券予約確認書
  • 滞在先の証明(ホームステイ先の手配書や契約書など)
  • 十分な滞在資金の証明(銀行残高証明など)

これらの書類は英語での提出が基本です。日本語書類しかない場合は、入国審査官が理解できるよう公式英文翻訳を添付するのがおすすめです。
また、E-gateを使えば、入国審査官に書類を求められるケースは少ないです。

イギリス入国時、ロンドンなど一部の空港に設置された自動化ゲート(E-gate/ePassport gate)をご利用いただけます。

以下の条件を満たす場合に使用可能です:

  • バイオメトリック対応(ICチップ付き)パスポートをお持ちであること
  • 日本国籍者であること(又は下記の動画の国籍をお持ちの方)
  • 12歳以上であること(18歳未満の場合は大人が同伴していること)

E-gateを利用できれば、有人ゲートに並ぶ必要がなくスムーズな入国が可能です。ただし、万が一有人ゲートでの手続きが必要になる場合もありますので、必要書類を携帯しておくと安心です。

英国大使館公式YouTubeより

語学留学で注意すべきポイント

  • 観光ビザでの語学留学は最長6か月までが上限です(学生ビザではありません)。
  • 観光ビザでアルバイトや就労は不可です。
  • 6か月を超える留学を希望する場合は、短期学生ビザ(Short-term Study Visa)、学生ビザ(Student visa)を申請する必要があります。

まとめ

  • 日本人は6か月以内の語学留学なら事前ビザ申請は不要
  • ただし、2025年以降はETAの取得が必須
  • 入国審査で提示できるよう、学校・宿泊・資金関連の書類を準備
  • 就労は不可、あくまで「観光、勉強目的」での入国

👉 公式最新情報はこちら
Apply for a Standard Visitor visa – GOV.UK

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この記事を書いた人

●British Council認定カウンセラー資格
●内閣府認証NPO留学協会認定カウンセラー資格

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