
日本国籍の方が、観光、短期語学留学、家族・友人訪問、短期の商用などでイギリスへ渡航する場合、ETA(電子渡航認証)が必要です。
ETAはビザではありません。イギリスへ渡航する前に取得する電子渡航認証です。
6か月以内の短期語学留学であれば、通常はStandard Visitor visaを申請する必要はありません。
ただし、渡航前にETAを取得する必要があります。
一方で、YMSビザ、Short-term study visa、Student visaなど、すでに有効なビザや滞在許可を持っている方は、ETAを申請する必要はありません。
この記事では、日本国籍の方向けに、ETAが必要な人、不要な人、申請費用、有効期間、申請時の注意点を整理します。
ETAはイギリス渡航前に必要な電子渡航認証です
ETAとは、Electronic Travel Authorisationの略です。
日本国籍の方が、ビザを申請せずにイギリスへ短期渡航する場合、渡航前にETAを取得します。
ETAは、イギリスに入国するためのビザではなく、イギリスへ渡航するための事前認証です。
ETAを取得していても、入国が必ず保証されるわけではありません。最終的な入国可否は、入国時の審査で判断されます。
この記事で分かること
この記事では、以下の内容を整理します。
- ETAとは何か
- 日本国籍でETAが必要な人
- ETAが不要な人
- ETAでできる渡航目的
- ETAの費用と有効期間
- 申請に必要なもの
- 申請時の注意点
- トランジットとETA
- よくある質問
ETAが必要な人

日本国籍の方が、以下の目的でイギリスへ短期渡航する場合はETAが必要です。
- 観光
- 家族・友人訪問
- 6か月以内の短期語学留学
- 短期の商用
- 一部の短期活動
- イギリスの入国審査を通過するトランジット
ETAは、年齢に関係なく必要です。大人だけでなく、子どもや未成年の方も対象です。
家族で渡航する場合でも、ETAは1人ずつ申請します。
ETAが不要な人
以下に当てはまる方は、通常ETAを申請する必要はありません。
- 有効なイギリスのビザを持っている
- イギリスの滞在許可を持っている
- YMSビザで渡航する
- Short-term study visaで渡航する
- Student visaで渡航する
ETAは、ビザを持たずに短期渡航する人のための電子渡航認証です。
すでに有効なビザや滞在許可がある方は、ETAではなく、そのビザやeVisaの内容を確認して渡航します。
ETAでできること
ETAを取得すると、主に以下の目的でイギリスへ渡航できます。
- 観光
- 家族や友人への訪問
- 6か月以内の短期語学留学
- 短期の商用
- Permitted Paid Engagement
- Creative Worker visa concessionによる短期滞在
- イギリスの入国審査を通過するトランジット
短期語学留学の場合、6か月以内であればStandard Visitorとして渡航できます。
その場合、日本国籍の方は渡航前にStandard Visitor visaを申請する必要はありませんが、ETAの取得は必要です。
ETAでできないこと
ETAは、短期渡航のための電子渡航認証です。以下の目的には使えません。
- イギリスで働く
- アルバイトをする
- 6か月を超えて語学学校に通う
- 長期留学をする
- 大学やカレッジへ進学する
- YMSやStudent visaが必要な滞在をする
- イギリスに長期滞在する
6か月を超えて11か月以内の英語コースを受講する場合は、Short-term study visaが必要です。
大学・カレッジへの進学や、11か月を超える留学を予定している場合は、Student visaを確認してください。
イギリスで働きたい方は、YMSなど就労が認められる制度を確認しましょう。
ETAの費用と有効期間
ETAの主な内容は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請費用 | £20 |
| 申請方法 | 公式アプリまたはGOV.UK |
| 有効期間 | 通常2年間、またはパスポートの有効期限まで |
| 入国回数 | 有効期間内は複数回渡航可能 |
| 1回の滞在期間 | 最長6か月まで |
| 審査期間 | 通常3営業日以内 |
ETAは、申請に使ったパスポートに紐づきます。
パスポートを更新した場合は、ETAの有効期間が残っていても、新しいパスポートで再度ETAを申請する必要があります。
また、ETAの費用やルールは変更されることがあります。申請前に必ずGOV.UKの最新情報を確認してください。
ETA申請に必要なもの
ETAを申請する際は、主に以下のものを用意します。
- 有効なパスポート
- 連絡可能なEメールアドレス
- 顔写真
- 支払いに使うクレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Google Payなど
- 公式アプリを使う場合はスマートフォン
申請時には、パスポート情報、顔写真、連絡先、質問項目への回答などを入力します。
申請内容に誤りがあると、搭乗時や入国時に問題になることがあります。
氏名、生年月日、パスポート番号、有効期限は、パスポートと完全に一致するように入力してください。
ETAの申請方法

ETAは、公式アプリまたはGOV.UKから申請します。
基本的な流れは以下の通りです。
- 公式アプリまたはGOV.UKにアクセスする
- パスポート情報を読み取る、または入力する
- 顔写真を登録する
- 必要事項に回答する
- 申請費用を支払う
- 審査結果をEメールで確認する
ETAの審査結果は、通常3営業日以内に通知されます。
ただし、申請内容や審査状況によっては、時間がかかることがあります。
渡航直前ではなく、日程に余裕を持って申請しましょう。
公式サイト・公式アプリから申請しましょう
ETAは、GOV.UKまたは公式アプリから申請します。
検索結果には、政府公式ではない代行サイトや情報サイトが表示されることがあります。
公式以外のサイトを利用すると、手数料が上乗せされる場合があります。
申請前に、GOV.UKの公式ページまたは公式アプリであることを確認してください。
動画で見るETA申請方法[English]
トランジットでもETAは必要?
イギリスを経由して別の国へ向かう場合、イギリスの入国審査を通過するトランジットではETAが必要です。
一方で、入国審査を通過しない乗り継ぎの場合、必要な手続きは航空会社や空港の利用方法によって変わります。
乗り継ぎでイギリスを経由する方は、自分が英国の入国審査を通過する旅程かどうかを、事前に航空会社へ確認してください。
ETAを取得しても入国が保証されるわけではありません
ETAは、イギリスへ渡航するための電子渡航認証です。
ETAが承認されても、入国が必ず許可されるわけではありません。
入国時には、滞在目的、滞在期間、滞在先、帰国予定、滞在中の費用などを確認されることがあります。
短期語学留学で渡航する場合は、以下の書類をすぐ確認できる状態にしておきましょう。
- パスポート
- ETAの承認メールまたは確認画面
- 語学学校の入学許可証
- 滞在先の確認書
- 帰国便またはイギリス出国予定が分かる航空券予約確認
- 滞在中の費用を確認できる書類
ETAを取得しただけで準備が終わるわけではありません。
短期語学留学の場合は、学校、滞在先、帰国予定を説明できるようにしておきましょう。
ETAが不要なビザを持っている場合
YMSビザ、Short-term study visa、Student visaなど、有効なビザを持って渡航する方は、ETAではなくビザ・eVisaの内容を確認します。
eVisaを利用する場合は、UKVIアカウントでビザの内容を確認し、渡航に使うパスポート情報が正しく登録されているか確認しておきましょう。
パスポートを更新した場合は、UKVIアカウントの情報更新が必要になることがあります。
よくある誤解
ETAはビザである
ETAはビザではありません。イギリスへ渡航するための電子渡航認証です。
ETAを取れば必ず入国できる
ETAが承認されても、入国が保証されるわけではありません。入国時には、滞在目的や滞在期間などを確認されることがあります。
短期語学留学ならETAだけで何でもできる
6か月以内の短期語学留学ではETAが必要ですが、就労はできません。6か月を超える英語コースにはShort-term study visaが必要です。
ビザを持っていてもETAが必要
有効なイギリスのビザや滞在許可を持っている方は、通常ETAを申請する必要はありません。YMS、Short-term study visa、Student visaで渡航する方は、ETAではなくビザ・eVisaの内容を確認してください。
よくある質問
Q. 日本国籍でもETAは必要ですか?
A. はい。日本国籍の方が、観光、家族・友人訪問、短期語学留学などでイギリスへ短期渡航する場合、ETAが必要です。
Q. ETAはいくらですか?
A. ETAの申請費用は£20です。費用は変更されることがあるため、申請前にGOV.UKの最新情報を確認してください。
Q. ETAは何年間有効ですか?
A. ETAは通常2年間有効です。ただし、申請に使ったパスポートの有効期限が先に切れる場合は、そのパスポートの有効期限までです。パスポートを更新した場合は、新しいパスポートで再度ETAを申請します。
Q. ETAはいつ申請すればいいですか?
A. ETAの審査結果は通常3営業日以内に通知されます。ただし、審査に時間がかかることもあるため、渡航直前ではなく、日程に余裕を持って申請しましょう。
Q. 6か月以内の語学留学でもETAは必要ですか?
A. はい。日本国籍の方が6か月以内の語学留学でイギリスへ渡航する場合、Standard Visitor visaの申請は不要ですが、ETAの取得は必要です。
Q. YMSビザや学生ビザを持っている場合もETAが必要ですか?
A. いいえ。有効なYMSビザ、Short-term study visa、Student visaなどを持っている場合、通常ETAは不要です。ビザ・eVisaの内容と、パスポート情報が正しく登録されているかを確認して渡航してください。
Q. ETAだけでイギリスで働けますか?
A. いいえ。ETAで渡航する場合、イギリスで働くことはできません。働きたい方は、YMSなど就労が認められる制度を確認してください。
まとめ
日本国籍の方が、観光、短期語学留学、家族・友人訪問、短期の商用などでイギリスへ短期渡航する場合、ETAが必要です。
ETAはビザではなく、イギリスへ渡航するための電子渡航認証です。
申請費用は£20で、通常2年間有効です。
6か月以内の短期語学留学では、Standard Visitor visaの申請は不要ですが、ETAの取得は必要です。
6か月を超える英語コースにはShort-term study visa、長期留学や進学にはStudent visa、就労を含む滞在にはYMSなど、目的に合ったビザや制度を確認しましょう。
※ETAの制度、申請費用、対象者、入国条件は変更されることがあります。実際に申請・渡航する際は、必ずGOV.UKの公式情報をご確認ください。
※アフィニティ留学では、留学手配を伴わないETA申請のみのご質問・ご相談には対応しておりません。
ETA申請については、GOV.UKの公式情報をご確認ください。
