YMS到着後1か月でやること|SIM・銀行口座・NIN・家探し・仕事探しの順番

YMSでイギリスに到着すると、最初の数日は思っている以上に慌ただしくなります。

スマホを使えるようにする。学校に行く。交通機関を使う。スーパーで生活用品を買う。銀行口座やNIN(National Insurance Number)のことも気になる。家探しや仕事探しも、いつ始めればいいのか分からない。

そして、全部を同時に進めようとすると、かなり大変です。

まずは、現地での連絡手段、最初の滞在先、お金の準備を優先してください。そのうえで、家探しと仕事探しを進めていきましょう。

たとえば、電話番号がないと内見予約や仕事への応募が不便になります。最初の滞在先が4週間しかないのに家探しを後回しにすると、後半でかなり焦ります。CVや英語での自己紹介ができないままでは、求人に応募もできません。

この記事では、YMS到着後の1か月で何を優先して動くべきかを、SIM、銀行口座、NIN、家探し、仕事探しの順に分けて解説します。

GOV.UKや銀行サービスの内容は変更されるため、細かい操作手順は必ず公式情報で確認してください。ここでは、到着後に焦らないために、何から進めるとよいかを順番にお伝えします。

目次

到着後すぐに必要なのは、連絡手段と最初の滞在先

イギリス到着後、最初に必要になるのは、連絡手段と滞在先です。

仕事探しや銀行口座よりも前に、まずはスマホが使える状態と、数週間安心して滞在できる場所を確保してください。

カフェや空港ではWiFiが使えますが、外でスマホが使えないと、地図、交通機関、学校との連絡、家探し、内見予約、仕事への応募、すべてが不便になります。

そのため、渡航前に1か月分のSIMやeSIMを準備しておく方もいます。日本で購入できる海外用SIMを使う方もいれば、渡航前にgiffgaffなどの英国系サービスを準備する方もいます。

どのサービスを選ぶかは、スマホの機種、SIMロックの有無、eSIM対応、滞在期間によって変わります。出発前に、自分のスマホが海外SIMやeSIMに対応しているかは必ず確認しておきましょう。

連絡手段と同じくらい大事なのが、最初の滞在先です。

到着してすぐに部屋探しを始めるのは、思っている以上に大変です。時差もありますし、土地勘もありません。英語で問い合わせをして、内見に行き、家賃やデポジット、入居条件を確認する必要があります。

最初の滞在先が短すぎると、到着してすぐに家探しに追われます。

特に初めての海外生活で英語にも不安がある方は、最初の数週間だけでも落ち着いて過ごせる滞在先を確保しておく方が安心です。

最初の滞在先をどう確保するか迷う方は、こちらの記事で、ホームステイ・Airbnb・現地での家探しの違いを解説しています。

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最初の1週間は、生活に慣れる時間

イギリス到着後の1週間目は、思っている以上に慌ただしくなります。

空港から滞在先へ移動し、時差に慣れ、近くのスーパーを探し、交通機関を使い、学校に通う方は初日のオリエンテーションに参加します。

ここで無理にすべてを終わらせようとしなくて大丈夫です。

最初の1週間でやることは、生活の最低限を整えることです。

スマホを使える状態にする。
滞在先から学校や街の中心部までの行き方を確認する。
スーパー、薬局、駅、バス停の場所を把握する。
生活用品をそろえる。
学校に通う方は、クラスや学校に慣れる。

ここまでできれば、1週目としては十分です。

逆に、この段階でいきなり部屋を決めようとしたり、焦って求人に応募したりすると、条件をよく確認しないまま判断してしまいやすくなります。

最初の1週間は、イギリスの生活に体を慣らす期間として使いましょう。

家探しは、最初の滞在期間から逆算する

YMS到着後、最初につまずきやすいのは家探しです。

家探しは、最初の滞在先を何週間確保しているかで、動き出すタイミングが変わります。

たとえば、ホームステイや学生寮を4週間だけ確保している場合、1週目は生活に慣れる時間として使い、2週目以降には次の滞在先を探し始めたいところです。

4週間は長いようで、現地に着くとあっという間です。

問い合わせをする。
返事を待つ。
内見の日程を決める。
実際に部屋を確認する。
家賃、デポジット、入居日、契約条件を確認する。

これを英語で進めるなら、2週目から動いても早すぎません。

一方で、最初の滞在先を8週間確保している場合は、少し余裕があります。最初の1か月で学校や街に慣れ、自分が住みたいエリア、通学・通勤しやすい場所、夜の雰囲気、交通の便利さを確認できます。そのうえで、後半の1か月で家探しを進める流れが作れます。

ロンドンでは、MixB Londonのような日本語の情報サイトを使う方も多いです。SpareRoomなど英語のサイトを使う方もいます。

ロンドン以外の都市では、日本語で探せる部屋情報は少なくなります。英語で問い合わせ、内見予約、条件確認を進める場面が増えるため、地方都市でYMSを始める方は、少し早めに家探しを始めた方が安心です。

語学学校に通う方は、家を探していることを学校スタッフやクラスメイトに話しておくのも一つです。

部屋探しサイトに出ていない優良物件の情報が、学校スタッフやクラスメイト経由で入ってくるなんてことも、ありますよ。

お金の準備は、出発前と到着後で分ける

YMSで渡航する方にとって、お金の準備はかなり重要です。

給料を受け取る。家賃を支払う。スーパーで買い物をする。交通費を払う。イギリスで生活が始まると、日常のほとんどの場面で、カードや銀行口座が必要になります。

現地の銀行口座やネット銀行は、基本的にイギリス到着後に開設します。

ただ、口座開設には、本人確認、住所登録、UKの電話番号、カードの受け取り先などが関係します。手続きに時間がかかることもあるため、到着直後の支払い手段は、出発前に別で用意しておくと安心です。

日本出発前には、WiseやSony Bank WALLET、クレジットカード、少額の現金などを準備しておきましょう。到着後すぐの買い物、交通費、初期費用の支払いで慌てずに済みます。

渡航後は、MonzoやRevolutなどのネット銀行・金融サービスを使う方も多いです。アプリで口座開設を進められるサービスですが、本人確認や住所確認の条件は変わります。最新条件は必ず各サービスの公式ページで確認してください。

大切なのは、ひとつの方法だけに頼らないことです。

カードは、VisaとMastercardの2種類を用意しておくとより安心です。

到着後すぐに現地口座が使えない状況を想定して、日本で作れるカード、海外送金や外貨管理の手段、少額の現金を準備しておきましょう。

働く前に、NINを確認する

イギリスで働く場合、National Insurance Numberが必要になります。

National Insurance Numberは、略してNIN、またはNI Numberと呼ばれます。

イギリスで働くときに、税金やNational Insurance contributionsを個人ごとに記録するための番号です。税金や社会保険料の記録に関わる個人番号に近いものです。

ここで誤解されやすいのは、「NINが届くまで働けない」と思ってしまうことです。

GOV.UKでは、英国で働く権利を証明できれば、National Insurance Numberを受け取る前でも働き始められると記載されています。

ただし、NINがないまま放置していいわけではありません。

GOV.UKでは、BRPやeVisaにNINが記載されている場合があり、NINがない場合は、英国にいて働く予定がある人は申請が必要とされています。

申請後、番号を受け取るまで最大4週間かかるとされています。仕事探しを始める前後で、申請条件や必要書類を確認して準備しておきましょう。

National Insurance Numberの申請方法は、GOV.UKの公式ページで確認できます。
https://www.gov.uk/apply-national-insurance-number/how-to-apply

Right to Workとshare codeは、仕事探し前に確認しておく

YMSで渡航する方は、UKVIアカウント上のeVisaで、自分の在留資格を確認できます。

仕事に応募すると、雇用主から「Right to Workを証明してください」と言われることがあります。

Right to Workは、イギリスで働く権利のことです。

その確認に使うのが、share codeです。

share codeは、自分のeVisa情報を雇用主に確認してもらうためのコードです。雇用主は、share codeと生年月日を使って、その人がイギリスで働けるか、どの種類の仕事ができるか、いつまで働けるかを確認します。

家を借りる場面でも、在留資格の確認を求められることがあります。特にイングランドでは、Right to Rentの確認でshare codeを確認されます。

share codeの有効期間は90日です。期限が切れた場合は、UKVIアカウントから新しいshare codeを取得してください。

仕事探しを始める前に、UKVIアカウントへログインし、eVisaを確認できるか、share codeを取得できるかを試しておきましょう。

Right to Workを証明する場面では、GOV.UKからshare codeを取得し、雇用主に共有します。
https://www.gov.uk/prove-right-to-work/get-a-share-code-online

eVisaの確認や、在留資格を証明するshare codeの取得方法は、GOV.UKの公式ページで確認できます。
https://www.gov.uk/evisa/view-evisa-get-share-code-prove-immigration-status

イングランドで部屋を借りる際に、在留資格を証明するshare codeが必要になる場合があります。
https://www.gov.uk/prove-right-to-rent/get-a-share-code-online

仕事探しは、CV作成と英語での自己紹介準備から

YMSで仕事探しを始める前に、まず必要になるのがCVです。

CVは、日本でいう履歴書・職務経歴書に近い書類です。イギリスでは、アルバイトでもオフィスワークでも、CVが必要になります。

仕事を探す時、CVが整っていない、自分の経験を英語で説明できない、希望する仕事が曖昧なままだと、応募しても採用に繋がりにくくなります。

英語に不安がある方は、まず英語で自己紹介できるようにしておきましょう。

これまでの仕事経験。
できる業務。
希望する働き方。
週に何日働けるか。
いつから働けるか。
なぜその仕事に応募したのか。

面接では、こうした内容を英語で聞かれます。

また、応募する仕事によって、求められる英語力も変わります。

日本食レストランのキッチンなら、英語に自信がない方でも始めやすい職場があります。一方で、カフェ、ホテル、ショップ、オフィスワークを狙うなら、お客様対応や面接で、自分の経験を英語で説明する力が必要になります。

語学学校に通う方は、CV添削、面接練習、Job Clubなどを活用できる学校があります。仕事探しが不安な方は、学校に通っている間に、CVや面接準備を始めておきましょう。

YMSの仕事探しについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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学校に通う方は、授業以外の時間も大事にする

YMSで語学学校に通うなら、授業を受けて帰るだけでは少しもったいないです。

到着直後は、英語の勉強以外にも、家探し、仕事探し、銀行口座、NINなど、分からないことが一気に出てきます。そんなときに、毎日通う学校があり、顔を知っているスタッフやクラスメイトがいるのは大きな支えになります。

もちろん、学校が仕事や部屋を保証してくれるわけではありません。

それでも、家を探していることを何気なく話したら、クラスメイトからシェアハウスの話を聞ける。CVの書き方で迷ったら、学校のJob Clubやスタッフに確認できる。こうした小さな情報が、家探しや仕事探しの助けになることがあります。

学校に通わない方は、その分、自分で情報源を作る必要があります。

SNS、LINEオープンチャット、現地の日本人コミュニティ、友人紹介、職場のつながり。ひとつの情報だけで決めず、いくつかの場所で確認しながら動く方が安心です。

アフィニティ留学では、YMS・イギリス留学に関するLINEオープンチャットも運営しています。また、ロンドンには現地オフィスもあります。

ですが、海外での生活の手続きは、基本的にすべて自分で進める必要があります。

それでも、渡航前から情報を集め、学校やコミュニティに入っておくことで、現地でひとりで抱え込む不安は減らせます。

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まとめ|YMS到着後1か月は、焦らず順番に進める

YMSでイギリスに到着したあと、最初の1か月はやることが一気に増えます。

スマホ、滞在先、お金、銀行口座、NIN、Right to Work、家探し、仕事探し。すべてを一度に進めようとすると、かなり大変です。

まずは、連絡手段と最初の滞在先を確保すること。そこから、銀行口座や決済手段、NIN、Right to Work、家探し、仕事探しを順番に進めていきましょう。

特に家探しは、最初の滞在先を何週間確保しているかで動き方が変わります。4週間だけなら、2週目には次の滞在先を探し始めたいところです。8週間あるなら、最初の1か月で街やエリアに慣れ、後半で本格的に部屋を探せます。

仕事探しは、CVと英語での自己紹介から始まります。焦って応募するより、自分の経験や希望を英語で説明できるようにしておく方が、面接にもつながります。

語学学校に通う方は、授業だけで終わらせず、学校スタッフやクラスメイトとの会話も大事にしておきましょう。

YMSで語学学校に通うか迷っている方は、こちらの記事でおすすめの期間について解説しています。

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