
イギリスで暮らしながら働いてみたい。
そう考えたとき、多くの方が利用しているのがYouth Mobility Scheme(YMS)です。
YMSは、日本国籍者が最長2年間、イギリスで生活しながら働ける制度で、一般的には「イギリスのワーキングホリデー」や「イギリスワーホリ」と呼ばれています。
同じYMSでも、どの都市で暮らすのか、語学学校へ通うのか、どのような仕事に挑戦するのかによって、2年間の過ごし方は大きく変わります。
YMSが始まった2008年から、18年にわたりイギリス留学やYMSの相談を担当してきましたが、最初にビザの手続きからご案内することはほとんどありません。
まずお聞きするのは、
「どうしてイギリスへ行こうと思ったのですか?」
という質問です。
その理由によって、選ぶ都市や語学学校、必要な英語力、準備する内容は変わります。場合によっては、イギリス以外の国や、2カ国留学として、先にフィリピンで英語を学んでから渡航するプランをご案内することもあります。
この記事では、2026年時点の制度をもとに、イギリスYMSの概要から、仕事、都市選び、語学学校、費用、申請条件、渡航までの流れを順番にご紹介します。
この記事で分かること
- イギリスYMSの基本情報と申請条件
- 自分に合った2年間の過ごし方
- ロンドンと地方都市の選び方
- イギリスで仕事を見つけるための準備
- 家探しを始める時期と渡航日の決め方
- 語学学校へ通うかどうか
- YMSに必要な費用
- 申請から渡航までの流れ
- YMSで後悔しやすいパターン
イギリスYMSとは
Youth Mobility Scheme(YMS)は、日本国籍者が最長2年間、イギリスで生活しながら働けるビザです。
一般的には「イギリスのワーキングホリデー」と呼ばれています。
YMSでは、イギリスで働くだけでなく、次のような過ごし方ができます。
- 日本食レストランや居酒屋で働く
- ローカルのカフェやホテルで働く
- オフィスワークに挑戦する
- 日本での経験を活かして専門職として働く
一方で、プロスポーツ選手として働くこと、公的資金を受け取ること、家族を自分の申請に帯同させることなどは認められていません。日本国籍者の滞在期間は最長24か月で、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド国籍者に認められている1年間の延長は利用できません。
2026年現在のYMS
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 申請時に18歳以上30歳以下 |
| 滞在期間 | 最長2年間 |
| 募集人数(日本国籍者) | 年間6,000人 |
| 日本国籍者の抽選 | なし |
| 申請開始 | 渡航予定日の6か月前から |
| 就労 | 可能 |
| 就学 | 可能 |
| 資金証明 | £2,530以上 |
| 通常の審査期間 | 本人確認・書類提出後、約3週間 |
YMSを検討し始めたら、最初に確認したいこと
YMS相談で、私が最初にお聞きすることがあります。
「なぜイギリスへ行こうと思ったのですか?」
という質問です。
ワーキングホリデー制度がある国は、イギリスだけではありません。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランドなど、それぞれ生活環境や制度、仕事の探し方が異なります。
例えば、
「英語を話せるようになりたい」
という目的であれば、必ずしもイギリスだけが選択肢ではありません。
一方で、
- ロンドンで働きたい
- プレミアリーグを現地で観たい
- イギリスの音楽や文化が好き
- ヨーロッパ各国を旅行したい
- 日本での職歴をイギリスで試したい
- ハリー・ポッターが好き
という方には、イギリスを選ぶ明確な理由があります。
大切なのは、YMSビザを取ることではなく、イギリスで何を実現したいのかです。
ここが決まると、選ぶ都市、語学学校へ通う期間、必要な英語力、出発時期、予算も決めやすくなります。
実際の相談でも、
「ロンドンへ行くつもりでしたが、地方都市の方が自分の生活に合っていそうです」
「イギリスで1~2か月学校へ通う予定でしたが、先にフィリピンで4か月勉強してから渡航することにしました」
というように、最初の予定から変わる方は少なくありません。
YMSで多い5つの過ごし方
YMSには、決められた過ごし方はありません。
ここでは、実際の相談で多い5つのパターンをご紹介します。
1.語学学校へ通ってから仕事を始める
渡航後2~3か月ほど語学学校へ通い、英語力を伸ばしながらイギリスでの生活に慣れてから仕事を探すプランです。
語学学校は、英語を学ぶだけの場所ではありません。
- 世界各国から集まる留学生と知り合う
- イギリスでの生活に慣れる
- 履歴書(CV)や面接の準備をする
- 家探しや仕事探しの情報を集める
- 次の滞在先が決まるまでの住居を確保する
仕事を始める前の準備期間として利用している方も多くいます。
ただし、「YMSなら学校は3か月」という決まりはありません。
現在の英語力と目指す仕事によって、学校へ通わない方もいれば、半年以上通う方もいます。
語学学校選びで後悔したくない方はこちら

2.渡航後すぐに仕事を始める
すでに英語を使って仕事ができる方や、日本での経験をそのまま活かせる方は、語学学校へ通わず仕事を始める場合もあります。
特に、美容師、理容師、調理師、ネイリスト、ITエンジニアなど、技術や実務経験がある方は、その経験が仕事探しの強みになります。
以前担当した美容師の方は、仕事が見つかるか心配しながら渡航されましたが、1週間以内に仕事が決まりました。
語学学校へ通いながら働き始め、その後も2年間仕事を続けました。
帰国後にお話を伺うと、
「日本で働いていた時と同じくらいずっと仕事をしていたので、もう少しゆっくりイギリス生活を楽しめばよかったです」
と話されていたことが印象に残っています。
仕事を早く見つけることだけが、YMSの成功ではないことが分かる例でもあります。
3.日本で仕事の経験を積んでから渡航する
出発前の数か月を使って、日本で経験を積んでおく方法もあります。
以前ご相談いただいた大学生の方は、旅行中に訪れたイギリスのカフェで働くことを目標にしていました。
ただし、日本ではカフェで働いた経験がありませんでした。
そこで、渡航前に日本のカフェでアルバイトを始め、接客やエスプレッソマシンの使い方を学んでから渡航しました。
その結果、イギリスへ行くきっかけとなったカフェで仕事を見つけることができました。
カフェ、ホテル、飲食店、販売、美容、ITなど、目指す職種が決まっている場合は、日本で準備できることがあります。
特に接客業や専門職では、未経験よりも実務経験が評価される場面が少なくありません。
数か月でも日本で経験を積んでから渡航することで、応募できる仕事の幅が広がり、採用につながりやすくなるケースもあります。
イギリスへ行ってから準備を始めるのではなく、日本でできることは出発前に取り組んでおくことが、充実した2年間につながります。
4.英語力を伸ばしてから専門的な仕事に挑戦する
英語初心者でも、現地で学習を続けることで仕事の選択肢が変わることがあります。
以前担当した20代の女性は、日本では不動産関係の事務職に就いていました。
渡航時は英語がほとんど話せない状態でしたが、語学学校で約1年間学び、2年目にはイギリスの証券会社で働いていました。
職場は周囲がイギリス人ばかりの英語環境でした。
ご本人も、
「自分がイギリスでこのような仕事をするとは思っていませんでした」
と話されていました。
誰でも同じ結果になるわけではありません。
ただし、英語を勉強するだけでなく、その英語を使ってどのような仕事をしたいのかまで決めることで、準備する内容は変わります。
5.イギリス以外で英語力を上げてから渡航する
YMSだからといって、英語をイギリスで学ばなければならないわけではありません。
イギリスでは仕事や、ほかに実現したいことへ時間を使いたい方は、先にフィリピンで英語を学び、その後、YMSの2年間を仕事や現地生活に集中して過ごすプランを選ぶこともあります。
2カ国留学の渡航先としてフィリピンが選ばれる理由の一つが、マンツーマン授業の多さです。
特に英語初級者の中には、グループ授業で自分から発言することを苦手に感じる方も少なくありません。マンツーマン授業なら、周囲を気にせず英語を話す時間を確保でき、講師との距離も縮まりやすいため、英語を話すことへの抵抗を減らしやすくなります。
フィリピン人講師の多くも、英語を第二言語として身につけています。そのため、英語がすぐに出てこない時のもどかしさや、間違えることへの緊張を理解したうえで指導してくれます。
学校やコースによって異なりますが、フィリピンでは週40〜50時間ほど授業を受けるプランもあります。イギリスの語学学校で一般的な週15〜20時間前後のコースと比べると、短期間で英語を使う時間を増やしやすい点が特徴です。
ここ数年は、フィリピン留学も決して安くありません。
それでも、イギリスで2〜3か月学ぶ予算を使って、滞在費や食費を含め、フィリピンでより長くマンツーマン中心の授業を受けられる場合があります。
英語力をできるだけ伸ばしてからイギリスで仕事探しを始めたい方にとっては、費用対効果の高い準備になります。
イギリスとフィリピンのどちらが優れているという話ではありません。YMSの2年間で何を優先したいのかによって、英語を学ぶ場所も変わります。
都市選び|ロンドンと地方都市のどちらが合う?
YMS相談で多いのが、都市選びです。
イギリスと聞くと、最初にロンドンを思い浮かべる方が多いと思います。
ロンドンは求人の数が多く、日系企業、日本食レストラン、美容室、ショップ、イベントなど、仕事の選択肢が豊富です。
英語初心者でも、日本語を使える仕事や日本人向けのシェアハウスを見つけやすいという面もあります。
一方で、家賃や交通費は地方都市より高くなります。
地方都市によっては、ロンドンより家賃を40%近く抑えることができ、徒歩や自転車で生活できる地域もあります。家賃と交通費だけで、ロンドンと地方都市では月に10万円以上の差が出ることもあります。
| 比較項目 | ロンドン | 地方都市 |
|---|---|---|
| 仕事 | 求人数が多く、職種も幅広い | 都市によって求人の種類が異なる |
| 家賃 | 高い | ロンドンより40%近く安い都市も |
| 交通費 | 地下鉄や電車の利用で高くなりやすい | 徒歩や自転車で生活できる地域もある |
| 日本人環境 | 日本人や日系サービスが多い | 少ない都市が多い |
| 暮らし | 刺激が多く、イベントも豊富 | 落ち着いた生活を送りやすい |
ロンドンが良い、地方都市が良いという結論ではありません。
やりたい仕事、英語力、予算、どのような生活を送りたいかによって、合う都市は変わります。
地方都市を希望していた方に、仕事の選択肢を考えて最初の1年はロンドンをご案内することもあります。
反対に、特にロンドンでなければならない理由がない方には、地方都市から始める方法をご案内することもあります。

イギリスで仕事は本当に見つかる?
「YMSで仕事は見つかりますか?」
これは、非常に多い質問です。
結論として、都市と仕事内容にこだわらんければ、まず仕事は見つかります。
日本でアルバイトの面接が通る方であれば、イギリスでも問題はありません。
近年、カナダやオーストラリアのワーホリでは、仕事が見つかりにくいという話をよく聞きますが、その点、イギリスは求人が豊富です。
ただし、希望する仕事に就けるかどうかは、英語力、日本での経験、渡航時期、応募準備によっても変わります。
英語初心者が始めやすい仕事
英語初心者が始めやすい仕事
ロンドンには、日本食レストランや日系サービスなど、英語初心者でも応募しやすい仕事があります。
そのため、まずは生活費を確保しながらイギリスでの生活に慣れ、その後に英語力を伸ばしたり、次の仕事へステップアップしたりする方も少なくありません。
一方で、日本語だけで働ける環境を選び続けると、英語を使う機会は限られます。
実際に、
「イギリスへ行けば自然に英語が話せるようになると思っていました。」
という方もいらっしゃいます。
しかし、仕事もシェアハウスも日本人中心の環境では、英語を話す機会は思っているほど増えません。
楽しい2年間を過ごすことと、英語力を伸ばすことは別です。
英語力を身につけたいのであれば、語学学校へ通う、英語を使う仕事へ挑戦する、イギリス人や他国籍の人と交流するなど、自分から英語を使う環境を作ることが大切です。
日本での経験を活かせる仕事
次のような経験は、イギリスでも仕事探しに生かせます。
- 美容師・理容師
- 調理師・飲食経験
- IT・エンジニア
- 事務・営業
- ホテル・接客
- カフェ・バリスタ
- ネイル・美容サービス
IT系の経験者が現地企業に採用され、そのままイギリスでの就職につながったケースもあります。
専門職に限らず、日本でどのような仕事を担当し、何ができるのかを英語で説明できることが重要です。
オフィスワークを目指す場合
オフィスワークでは、英文CV、英語面接、日本での職務経験が大切になります。
単に「日本で事務をしていました」ではなく、
- 何を担当していたか
- どのようなシステムを使っていたか
- 顧客や社内とどのように調整していたか
- どのような成果を出したか
を英語で伝える準備が必要です。

家探しと渡航日の決め方
語学学校へ通う予定の方は、オンラインでビザを申請する際に渡航予定日を決める前に、学校の開始日とホームステイ・学生寮の入居日を確認してください。航空券も、その日程が決まってから予約します。
イギリスのホームステイや学生寮は、日曜日から入居となる学校がほとんどです。
航空券が安いという理由だけで水曜日や木曜日に到着すると、入居日まで数日間ホテルに宿泊することになり、結果的に費用が高くなることがあります。
準備は、次の順番で進めます。
- ホームステイ・学生寮の入居日を確認する
- ビザ申請時の渡航予定日を決める
- 入居日に合わせて往路の航空券を手配する
語学学校へ通う方は、最初の数週間から数か月をホームステイや学生寮で過ごし、その間に現地でシェアハウスを探す方法もあります。
日本からシェアハウスを契約すると、実際に部屋を見られないため、写真と現状が違う、契約内容が分かりにくい、詐欺にあいデポジットを支払った後に連絡が取れなくなるといったリスクもあります。
そのため、最初の滞在先は日本で手配し、現地で内見してから長期の住まいを決める方法がおすすめです。

語学学校へ通った方がいい?
YMSでは、語学学校への通学は必須ではありません。
すでに仕事で使える英語力がある方や、就職先が決まっている方、日本での技術を生かしてすぐ働ける方は、学校へ通わない選択もあります。
一方で、次のような方は語学学校からイギリス新生活を始める方が多いです。
- 英語に自信がない
- ローカル企業で働きたい
- 海外生活が初めて
- 仕事探しや家探しを始める前に現地生活に慣れたい
- 留学生や現地の人とのつながりを作りたい
学校を選ぶ際は、よく名前を聞く学校だから、周囲も3か月通っているからという理由だけで決めるのは少しもったいないです。
語学学校へ何週間通うか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。

イギリスの語学学校は、授業だけを見ると似ていることもあります。
しかし、次の点には違いがあります。
- 学生サポート
- 先生の採用基準
- クラスの国籍構成
- アクティビティ
- 仕事探しのサポート
- 学校の規模
- 校風
- 滞在先の手配方法
学費が高い学校が全員に合うわけではなく、安い学校が悪いわけでもありません。
現在の英語力、性格、予算、学校へ通う目的に合った学校を選ぶことが重要です。
ホームステイについても、希望条件を事前に伝え、学校の手配方法や変更時の対応を確認することで、トラブルを減らせます。
YMSビザにおすすめ|日本人スタッフ在籍・ロンドン語学学校3選

イギリス語学学校検索|都市・費用・目的から学校を探す

YMSにはどのくらいの費用が必要?
YMSでは、ビザ申請費用だけを準備すればよいわけではありません。
ビザ申請料や航空券に加えて、現地で仕事が決まるまでの生活費が必要です。語学学校へ通う場合は、学費と滞在費も加わります。

語学学校の費用を含まない最低予算の目安は、次のとおりです。
- ロンドン開始:145万円~
- 地方都市開始:130万円~
この金額には、ビザ申請関連費用、片道航空券、渡航後3か月程度の家賃・食費・交通費、海外留学保険代金などを含めています。
語学学校に通うかどうか、為替、航空券、滞在方法、保険への加入内容によって、実際の金額は変わります。
また、ビザ申請には£2,530以上の資金証明が必要です。これは支払う費用ではなく、申請時に本人の銀行口座にあることを証明する資金です。資金は連続28日間保有し、その28日目が申請日の31日前以内に入っている必要があります。
YMSの申請料は£340、IHSは通常1年あたり£776です。2年間のYMSでは、原則として2年分のIHSを申請時に支払います。
相談の中で、
「最低限いくらあれば行けますか?」
という質問をよくいただきます。
もちろん最低予算の目安は必要です。
ただし、最低限の金額だけで出発すると、現地でやりたいことが見つかった時に挑戦できないことがあります。
- 旅行へ行く。
- プレミアリーグを観戦する。
- ミュージカルを観る。
- 友人と週末を過ごす。
- 仕事が決まるまで、焦らずに応募先を選ぶ。
こうした選択肢を残すためにも、出発時期を少し遅らせて資金を増やしてから渡航する方法も一つです。
海外生活で自分を守るものは、お金、英語力、留学保険です。
YMS申請から渡航までの流れ
1.イギリスで実現したいことを決める
語学学校、仕事、都市、予算を決める前に、自分だけのイギリスへ行く理由を、ぜひ考えてみてください。
2.都市と渡航時期を決める
仕事、生活費、気候、都市の規模、学校の開始日などを確認します。
3.必要な予算を確認する
ビザ費用、航空券、生活費、学校へ通う場合は学費と滞在費も合わせて計算します。
4.資金証明を準備する
£2,530以上を、連続28日間保有します。
5.オンラインでビザを申請する
YMSは、渡航予定日の6か月前からオンライン申請できます。
6.本人確認と書類提出を行う
オンラインで申請後、VFS(ビザ申請センター)で本人確認(指紋・顔写真の登録)を行います。
7.審査結果を確認する
オンライン申請、本人確認、書類提出が完了した後、通常は3週間程度で審査結果が出ます。
8.学校・滞在先・航空券を手配する
学校へ通う場合は、授業開始日と滞在先の入居日に合わせて航空券を手配します。
9.仕事探しの準備をする
英文CV、英語面接、日本で準備できる仕事経験を確認します。
10.渡航後の生活準備を進める
通信手段、銀行口座、家探し、仕事探し、eVisaの確認などを順番に進めます。
出発前の準備やホームステイ・学生寮の手配については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

イギリス到着後に必要な手続きや、家探し・仕事探しを始める順番は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

YMSで後悔しやすいパターン
行けば自然に英語が伸びると思っていた
ロンドンでは、日本人だけの職場やシェアハウスでも生活できます。
英語を使う環境へ自分から入らなければ、2年間滞在しても英語を使う機会は増えません。
予算が足りず、選択肢を狭めてしまった
仕事を急いで決める、旅行を諦める、住みたい地域を選べないなど、資金不足は現地での選択肢に影響します。
航空券を先に買ってしまった
学校や滞在先の開始日と合わず、ホテル代など余分な費用が発生することがあります。
何をしたいか決めないまま渡航した
現地で方向転換すること自体は問題ありません。
ただし、仕事経験や英語力など、出発前から準備しなければ間に合わないこともあります。
語学学校を「何となく3か月」で決めた
英語力や目指す仕事によっては、3か月では短い場合もあれば、学校へ通わなくてよい場合もあります。
通学期間は自分の英語力と目的から決めてください。
よくある質問
30歳でも申請できますか?
ビザ申請時に30歳以下であれば申請できます。
ビザが発給された後に31歳になっても、許可された期間は滞在できます。
YMSは抽選ですか?
現在、日本国籍者は抽選なしで申請できます。抽選が必要なのは、2026年8月時点では香港と台湾の対象者です。
英語力の条件はありますか?
ビザ申請に英語試験の条件はありません。
ただし、現地で希望する仕事や生活によって必要な英語力は異なります。
語学学校へ通う必要はありますか?
必須ではありません。
英語力、仕事の経験、予算、現地での目的に合わせて決めてください。
海外留学保険への加入は必須ですか?
ビザ申請上の必須条件ではありません。
IHSを支払うことでイギリスのNHSを利用できますが、歯科、処方薬、盗難、賠償、帰国費用など、NHSで対応できない内容があります。加入する場合は補償内容を確認してください。
仕事は日本から探した方がいいですか?
日本から求人を確認し、英文CVや面接を準備することはできます。
ただし、現地の電話番号や住所、すぐに勤務できる状況を求められる求人もあるため、本格的な応募は渡航後になるケースが多いです。
途中で日本へ一時帰国できますか?
できます。
YMSの有効期間中は、イギリスを出国し、再入国できます。
イギリス国内で転職できますか?
できます。
YMSでは、イギリスで働くことができます。また、転職も可能です。
YMSは永住につながるビザですか?
YMS自体は永住権取得のためのルートではありません。
現地就職後に別の就労ビザへ切り替えられるかどうかは、職種、雇用主、給与、その時の制度によって変わります。
行けば、なんとかなる。だからこそ、準備はしておく
約20年間、イギリス留学やYMSのお手伝いをしてきて感じることがあります。
海外生活では、予定どおりに進まないこともあります。
仕事がすぐに決まらない。
家探しに時間がかかる。
英語が聞き取れない。
人間関係で悩む。
それでも、多くの方は周囲の人に助けられ、自分で方法を探しながら乗り越えています。
その意味では、行けばなんとかなります。
ただし、せっかく2年間行くのであれば、出発前にできる準備はしておくべきです。
英語の勉強。
予算計画。
仕事の経験。
都市選び。
学校と滞在先の手配。
準備をしたから、すべて予定どおりになるわけではありません。
それでも、準備があることで、現地で選べる道は増えます。
あなたに合ったYMSプランを一緒に探します
YMS留学相談では、最初から学校を決めるわけではありません。
まずは、
「どうしてイギリスへ行きたいのか」
「2年間でどんな経験をしたいのか」
というところからお話を伺います。
もちろん、漠然としたイメージでも大丈夫です。
その結果、ロンドンではなく地方都市を選ぶ方もいます。
語学学校へ通わない方もいます。
イギリスへ行く前に、フィリピンで英語を学ぶ方もいます。
場合によっては、イギリス以外の国をご案内することもあります。
学校やプログラムを販売することよりも、本人がYMSの先に何を実現したいのかを形にすることを大切にしています。
まだイギリスへ行くと決めていない方もご相談いただけます。
